2005年10月27日

Torn and Restored Transposition の演じ方がわからない。

前田知洋さんがテレビで演じてだいぶ有名になったカードマジック、オリジナルはディヴ(David Williamsonの敬意を込めた愛称)だと思います。昔にディヴの本とビデオで見て萌えてちょっと演じてみたことがありましたが、準備の都合などで最近はやっていませんでした。前田さんのステキ演技にあこがれてやってみたいなぁと思ってちょっと考えてみると、これって演じるのはけっこう難しいマジックですね・・・

起こることは概略以下のとおり。
1.カード当てをしますと言ってお客さんにカードを一枚選んでもらう(スペードの4)。戻してもらいシャッフルする。
2.カードを一枚取り出すと選んだカードではない(ハートの8)。ハートの8を破る。
3.お客さんに選んだカードを聞く。スペードの4を取り出す。
4.おまじないをかけると持っていたスペードの4がハートの8になる。破れたカードはスペードの4になっている。
5.破れたスペードの4がつながる。スペードの4の折れ目もなくなり完全に元に戻る。

まず「なぜマジシャンはハートの8を破るのか?」という質問にどう答えるべきかわからない。

ディブは「ハートの8でしょ?え、ちがう?お〜ぅミステーイク」とか言って当然のように破ってしまう。ディブはハチャメチャなジョークをするおふざけキャラを演じているので似合う(最初に観客にカードをシャッフルしてもらった後に「カードケースもシャッフルする?しない、あっそ。」とか言ってカードケースを握りつぶして捨ててしまったりしてる)。

前田さんは「わかりましたハートの8ですこれです。あ、ちがいますか?ごめんなさいこれは失敗です」とか言って淡々と破ってしまう。前田さんはカッコつけてトリックを紹介するようなスタイルなので似合う。

ハチャメチャを演じる演技力もなくカッコつけられるだけの基礎力もないオレにはどちらもヘンだ!
他に考えられるのはアクシデントで破れちゃったとか、カンシャク起こして破っちゃうか、破ると不思議なことが起こりますみたいにするか・・・

次に「スペードの4とハートの8の入れ替わりにはマジシャンはどう関わっているのか?」もわからない。
マジシャンにもわからないけれど変わってしまうのか?マジシャンが自分の力で変えるのか?だとしたらなぜ変える必要があるのか?変えることは嬉しいことなのか、そうでないのか?

カードがくっついて元に戻るのは「トランプは一組そろっていないと困るから」で良いと思うんだけど、そうすると「だったら最初から破るなよ!」という根本的な矛盾が・・・

てなことを相方とベラベラと話しているうちに、なんとなくこうすればいいかなぁ〜というアイディアがでてくる。それをもとにもう少し考えてみよう・・・

しかしまぁ後輩君たちに偉そうなことを言っておきながら、自身で実現できていることはあまりに少ないですなぁ。理念を言うだけはカンタン。実際に形にするのは難しいものですね。


posted by こりん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マジック考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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